うつ病改善の秘策を知る【ココロ負担軽減ガイド】

先生

うつ症状とは何であるのか

ハートの鍵

新旧両方の型があります

うつ病という言葉をご存知の方は多いでしょう。幼児体験や性格、あるいは日頃のストレスなどがもとで、精神的に落ち込んだり、無気力になったり、ひどくなると自殺願望まで起こることがある病気です。精神障害と考えられがちですが、精神面でだけではなく、肉体面でも症状が現れることがあります。たとえば頭が重いとか、食欲が減退するとか睡眠障害といった具合で、主に自律神経失調に伴う症状が多く見られます。それ以外には、学校や職場といった環境が大きく影響することもあり、治療方法としては、主に薬物とカウンセリングなどの心理療法が用いられています。その一方で、新型うつ病と呼ばれるものもあります。従来のうつ病が、組織や秩序に従おうとして起こることが多いのに対し、この新型うつ病は、組織や秩序といった物に反発し、自分自身に強い愛着を感じ、自分のすることを優先しようとします。また自責の念よりは他者への非難をすることが多く、その一方で、自分の趣味などには取りつかれたように没頭するという傾向も見られます。他にも、従来のうつ病がうつ症状を抜け出すのが目的であるのに比べ、うつの状態にとどまろうとする姿勢が感じられることが多く、また若年層に多いのも特徴となっています。

現実への適応が大事です

うつ病というのは原因が特定できない、あるいは原因が多種多様であるため、何をもって回復と呼ぶのかがはっきりしません。ただし、多くの場合はうつ病になる前の状態に戻すことは可能と考えられています。うつ病になる前の状態ということは、何らかのトラブルがあったとしても、思考停止や絶望状態に陥るのではなく、より現実的に、柔軟に物事を受け入れられるということです。別にうつをねじ伏せられるような、特別な力を持てるようになるわけではありません。また、うつ病にかかりやすい年代というものがあります。これは20代から30代の間で、社会人になって責任感を持つようになる時期であり、それまで学生だったときの責任の緩さから、一転して決まりに従わなければならなくなって起こるケースが多いのです。これは従来型でも新型でも同様ですが、特に若い人に起こりやすい新型うつ病は、社会に出ることによって現実に直面し、自分自身が太刀打ちできなくなった結果症状が出てしまうことになります。いずれの場合も、悩みや無気力感を引きずっているのはよくありません。いつも何かを引きずっている感じで楽しめない、仕事でミスをしがちという場合は、一度精神科または心療内科を受診するのがお勧めです。